【神奈川県】春めき桜初心者ハイキング~長閑に広がる田園風景

今回は初心者ハイキングとしては、インプレ恒例となっている春めき桜ハイキングのご紹介です。とてもリピート率が高く、毎年いらっしゃる方が多い企画です。このコースは整備がされたコースを歩くので超初心者向きのコースです。一足早い桜を満喫擦るために、春めき桜ハイキングをご紹介します。

春めき桜イベントの詳細

神奈川県:ハイキングスタート~新松田駅

集合は新松田駅です。毎回、朝のご挨拶をして一日の工程を説明した後に、いつもお越し頂くリピーターさんと初参加方が和やかな雰囲気にて楽しく安全な日になれるように毎回温めます(笑)

 

駅からしばらく歩くと、まだ春の到来を待ちわびている山々の一部に桜が咲いています。河津桜が見頃を向かえてました。菜の花とのコントラストもよくテンションが上がります♪左側の赤い桜はかなりの遠方なのですが、時期的には寒緋桜(カンヒザクラ)でしょう。黄色い菜の花がピンク色を引き立てます。かなりの遠方からでもわかる桜の存在感に、みなさんのテンションは上がります♪

そこからしばらく農道を歩いて行くと、上りがあるのでウェアリングをしながら小休止をして、小一時間程歩くと先ほどは遠くにあった春めき桜が近くに咲いているではないですか。

気持ちも・心も・テンションも=全て同じこ・と・ば ⇐×笑・・・(;゚ロ゚)期待値上がる中、今回のメインである、篠窪の春めき桜が迎えてくれます。毎回、綺麗な景色を見るとリピーターさんと初参加の方が自然と一つになれるんですよ~(@^-^@)

春めき桜とは?

今回の春爛漫の世界を演出してくれる春めき桜は、南足柄市の農園経営者・古屋富雄さんが寒緋桜と支那実桜の交配種として作り出されました。春の桜と言えば、一般的には『入学生』を迎える時期のソメイヨシノですが、『卒業生』を送る時期に咲く桜として全国的に広まりました。そして、2000年3月にて新品種にて登録がされました。

 

篠窪の春めき桜

ここはオーナーの小出さんが養蜂場として、自然が豊かな山間部で養蜂するのは適しているということで、2万平方メートルの土地に菜の花と春めき桜(100本)などを植えました。(勿論それ以外のも植えております。)遠方には富士山も見えて、まるで時間が止まったかのような長閑な田園風景が広がります。個人的には富士山の撮影の後の帰り道なので、ぽかぁ~としたい時にふらっと立ち寄ります。本当に癒されます。

 

春めき桜の2週間後に咲く一本桜

ここ富士見塚は海抜が約250メートル有り、古来の面影が今もあります。頼朝と同じ眺めを堪能出来る絶景のビュースポットです。南には相模湾、西には箱根連峰、そして霊峰富士が見えます。 鎌倉時代に源頼朝が巻狩り(鹿やや猪などを四方から取り囲んで獲物を射止める狩猟のこと)を開き、武士の士気を高めたと言われています。

日本に住んでいる方であれば桜は、あまり斬新さはないかもしれません。しかしながら・・・春めき桜の特徴はとてもピンク色が濃く、花びらも大きいのでとてもボリューム感があります。また甘い香りがとてもするので盲人の方に対しても、春を感じることの出来る桜としても注目がされています。

 

里山保護の看板

ご理解して頂きたいのですが、基本的にこちらは一般的な山である国有地ではございません。所有者である小出さんが私有地を一般開放して下っています。当然、自然保護への協力金としてお支払いします。希に入場料も支払わず、畑の中に入るマナーの悪い人がおりますがそういうのは絶対にNGです。新松田駅から来ると田園を右側に行く道があります。そこに協力金を入れ看板があります。

ハイキング後半戦へ

巨木の椎の木が傾いて道路にはみ出してます。

この素晴らしき田園風景に名残惜しさを感じながらハイキングは後半戦へと続きます。三嶋神社に到着すると巨木が沢山あるのが分ります。中でも椎の木は樹齢500年、高さ25M、周囲15Mもありかながわ名木100選にも制定されています。

タチツボスミレ

しばらくして農村地帯を離れ山奥地に入ると沢沿いのせせらぎが聞こえて来ます。V字となった谷斜面に春の山野草タチツボスミレとハナニラが群生していました。日陰を好み背の低い山野草でのお出迎えにて、しばらく写メタイムです。

ハナニラ

このコースは、アップダウンはあまりかく、難所と呼ばれるものも殆どございませんが、以外と距離(約10キロ)はあります。今回のコースの内訳は一般道路と農道とハイキングコースが入り混じるイメージです。

 

神奈川発祥の湘南ゴールド

湘南ゴールドマニアは当サークルには多いです(^▽^)

 

ほんわかとした達成感と充実感が満たされながら、『いこいのむら・あしがら』にてトイレ休憩をします。(*途中にトイレはここを含めて3カ所あります。)このエリアは農業が盛んなので、地元の旬の野菜や果物が店頭に並んでいます。その中に、インプレの冬のハイクでは恒例??の湘南ゴールドがありました。主に神奈川県の西南エリアにある独自開発された品種です。初冬から初春にかけて食べられるので、この時期が最後となります。サイズは柑橘類の中では卓球のピンポン球程の小さいものですが、甘くて酸味があり、柑橘濃度は高いです。グレープフルーツとレモンの程よいが感じが相まみれます。やや酸っぱさがあるクエン酸が疲れを癒し、美味しさは増して来ます。(個人的には毛穴にビタミンCが注入される感じです笑)

 

15時頃となり、そろそろお腹が空いてくる時間ですが笑、その前に温泉にでも行きますか?スタスタと上大井駅まで行きます。

温泉にてリフレッシュ

弘法の里湯の露天風呂

当サークルは下山後には必ず温泉に行くようにしています。やっぱり山を歩いた後には温泉に入りたいですね。汗を流して、温まり心身共にリフレッシュをします。今回行く温泉は、インプレではお馴染みの弘法の里湯さんです。温泉泉質は弱アルカリ性、カルシウム・ナトリウムイオン塩化物泉です。特にナトリウム系の匂いがするのが特徴です。神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性に効能があります。

温泉後の一杯はビール派とコーヒー牛乳派に分かれますが・・・私はコーヒー牛乳派です笑(右手にコーヒー牛乳、左手は腰、そして太陽に向かって、毎回飲みたい笑)

下山後のご褒美:信玄そばにて

鴨蕎麦~鴨はかなり柔らかくて美味しいです♪

 

当サークルは、山と温泉とご当地グルメの三点セットにて、イベントの開催をさせて頂いております。綺麗な景色に癒され、初めて会う方や常々お会いする方々と共に大人の遠足を満喫して来ました。最後は、明日へと繋がるエナジーチャージです。

ご存じの方も多いかと思われますが、やはりシメのご当地グルメは欠かすことが出来ません。せっかく御遠方からいらっしゃって下さるのですから、そこの土地で育まれた食材にてのお料理は、下界のものとは一線を置いています。

<まとめ>

今回は山里の丘陵地帯をめぐり、早春の桜、『初心者のための春めき桜ハイキング』のご紹介をさせて頂きました。イメージとしては地元の小学生が遠足で歩けるので、他の山と比べるととりわけ構えることなく穏やかなマインドで歩けます。景色は篠窪からの富士山や春めきと菜の花により、メルヘンな世界へ連れてってくれますね。下山後には温泉に入り、さっぱりとして心身共にリフレッシュ♪ そしてご褒美のお蕎麦は日本で初めて三期作(年に三度の新そばが食べられる)を成功させた『丹沢そば』さんで、のど越しと香りを堪能して身も心もおなかいっぱいです。
 
長年、ご参加をして下さっているリピーターさんにはご理解をして頂いておりますが・・・
 

  • 四季のあるハイキング
  • 温泉&ご当地グルメ
  • 初心者ハイカーさん大歓迎
 
今回もこのような内容にて皆さんと春を満喫出来ればと思いますので、もし機会がございますようであれば、どうぞ遊びに来て下さいませ。分け隔てなくアットホームな雰囲気にてお迎えをしたいですね。長文となりましたが最後までお読み頂き有難うございました(^-^)/

にゃ~太郎くん(♂)

 
<おまけ> 
いつも駅近くで迎えてくれるにゃー太郎くん(仮名)(多分・・・おそらく・・・自信ない)
春めき桜イベントの詳細

TOP