皆様へ
平素から大変お世話になっております。ご挨拶が大変遅くなりましたが、改めまして明けましておめでとうございます。
 
まずは昨年度の春から新サイトの制作に取り掛かりましたが、ウェブ制作に関しましては本サイトは以前のサイトからのデータ移行も含めてかなりのボリューム感があるために(現時点ではまだ移行が出来ておりません)、本業のお仕事の片手間でやっておりますが、初心に返ってゼロから取り組むことになり大変お時間を頂戴することになりましてを深くお詫びを申し上げます。

昨年度もコロナ禍ということもあり、例年とは異なるケースでお世話になることが多い一年でした。リピーターさんからの日々の初参加さんへのお心遣いには(フレンドリーな振る舞いと安全管理へのご協力)、『サークル力(ちから)』のようなものを改めて感じました。また新企画につきましては、①山②温泉③グルメというコンセプトをベースにしているのでお車をお借りさせてくれる方や写真や動画を提供してくれる方々にも感謝を申し上げます。そのような皆様のサポートにより、日々新しいインプレが生まれて行くことを実感しておりますことに対して厚く御礼を申し上げます。

今後も様々なバックグラウンドを超えて、誰もが自然の中では平等であり、誰しもが自然界からの『感動』という魔法の道標を基にして、より素晴らしい自然と出逢えるようなイベント作りを心掛けておりますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

追伸:暖冬のために暑さと寒さが極端に入り混じる季節ですがどうぞご自愛下さい。またお山でお逢いしましょう。

2023年1月18日
 

インプレッシブ 大島 毅

 


感動力とは?

感動とは物事に興味深く動かされることです。

 
ハイキングや登山を通して感動をしてもらうことが当団体のコンセプトです。生まれて初めてハイキングをする方から、ヒマラヤ登山のご経験のある方までバックグラウンドが異なる様々なハイカーの方とこれまでにお会いして来ました。ご経験の有無にかかわらず、素晴らしい景観と出逢った時に、ご自分の心情を照らし合わせるとそこには喜びが生まれて来るのではないでしょうか。想像以上の素晴らしい景色と巡り会うと、自ずと心身共に開放感が芽生えて来ます。その開放感というものは本来あるべき私たちの姿なのかもしれません。これまでに自然が創り出す非日常的な光景に出会うことで活路を見出された方も多いかと思われます。数多くの素晴らしい自然と巡り逢えると自ずと人の感受性は磨かれて行き、明日への生きる活力のようなものが生まれてきます。
 
当団体においては、自然の中で磨かれた感性がやがて結晶となり『感動力』への原点へと移り変わりると言っても良いかもしれません。これからも瑞々しい感性と巡り会うために『奥行きと広がり』のある活動を心掛けて行きたいと思います。

PS:先日部屋を整理していたら、学生時代に書いたスピーチコンテストの原稿を見付けました。当時の自然の中に映し出されたボク自身の『心情』がとても懐かしかったのでこの場にてご紹介をさせて頂きます。
 
Finally, one morning, when I was waiting for a train at a station near my house, I found myself staring at the beautiful sky for a long time. All of sudden, I realised that I was not just looking at an awesome sky, but also our future. I was looking at a vast open and infinite future with endless dreams, hopes and expectations stretching into the 21st century.

It is a time for us, ladies and gentlemen,to try to make efforts together for our brighter future.
Just remember, “Today is the first day of the rest of your lives”, seize the days and enjoy your life
Thank you
Tsuyoshi
 
<以下和訳>
最後に、ある朝自宅近くの駅で電車を待っている時のことでした。
ボクは透き通った青空をしばらく眺めていました。

ボクはこの美しい空を見ていると・・・
私たちの未来を思い描いていた自分にふと気が付いたのです。
 
この青空を眺めながら、21世における終わりなき夢や希望や期待を広大に開け、そして無限の彼方に広がる私たちの未来を自分の心に映し出していたのです。
 
さあみなさん、私たちの手で輝かしい21世紀の扉を開る時が来ました。
 
今日お会い出来た方にひとつだけ憶えていて欲しいことがあります。
 
今日という日は”あなたの残こされた人生の中で最初の日”なのです。だからその日その日を大切にして、これからも頑張って行きましょう。
 

ありがとう
 
Tsuyoshi
 2015年3月31日
インプレッシブ
大島 毅

10周年を振り返ってのご挨拶

皆様、こんにちはインプレッシブの大島 毅です。先日の奥多摩の10周年記念アウトドアパーティーですがお陰様で無事に終わりました。普段とは少しスタイルが異なりましたが、ご参加をして頂き調理や準備やお片付けなどをして下さいまして、皆様どうも有難うございました。今までのインプレッシブの活動を振り返る前に、どうして僕がこの団体を作ったかということを、ご存知の方も多いかもしれませんがこの場をお借りしてご紹介させて頂きます。
 
(少々長文となりますがお時間がある時にでも良かったら目を通して頂けますと幸いです。)

 設立前のボク

インプレッシブを立ち上げる以前の僕は、山に対して一人の人間が、個人で充実させる為のものでした。自然を通してどちらかと言うと「狭く深い」世界というものに精通をしておりました。インプレッシブを立ち上げようと思ったのは、山に対して常に個人で対峙していた僕とは異なり、全くご経験の無い方をベースに人や自然との触れ合により、「感動」の共有が出来るサークルを作ろうと考えました。以前に自分が挑んで来た「狭く深く」ではなくて、今度は「広く浅く」という全く真逆なアプローチでチャレンジをしてみょうと考え2006年12月31日にインプレッシブを立ち上げました。

幼い時からアルプス登山をしていた僕は、父親やそのご友人達からは、山はこういうものだということが自然と培われて来ました。登山というものを理解する為の貴重な経験値としては大切なことだったかもしれませんが、同時に数多く来て頂くビギナーの方々への対象とするということでは把握しきれていなかった自分が立ち上げ当初にはございました。そんな中でも同じ目標を持ち、達成をして、綺麗な景色を見て、同じ釜のメシを食べ、温泉に入り、お酒を飲み、何気ない会話をしている内に、なぜインプレッシブに来てくれたの?どうしてインプレッシブを選んでくれたの?という理由が行きたい山のレベルに関係無く次第に分かって来ました。

初心者が集まるサークル

当団体の方は、ご存知の通り殆どの方がビギナーの方です。(勿論、中にはご経験の豊富の方もいらっしゃいます。)全く知らなかった方同士、経験値が少ない方が多かったからこそ、そこには自ずと人と自然とで触れ合う時間や空間や労力や夢や希望や達成感などが自ずとメンバー内で生まれてきました。前向きな「感動」をしつづけるということは皆さんが、本来あるべき純粋な自分と出逢える契機ではないでしょうか。その過程を振り返ると毎週開催をしているイベントを通して、下界生活においてみなさんはインプレッシブに来て頂く為のご準備や労力など費やしてくれました。そして、その山に行ける方だけでなく、皆さんを日頃支えてくれる方々、ご家族や同僚やご友人のご理解や共感があったからではないでしょうか。皆様がお越し頂けた様々な思いが積み重なり、インプレッシブに愛情を注ぎ、感動を与え分けてくれたからこそ続けて行けることが出来たのではないでしょうか。そのようなことを僕自身が皆様から教えて頂きました。

素晴らしいスタッフやメンバーに支えられて

ご存知通り僕という存在は、インプレッシブにおいても「不完全」で「未完成」なものです。そんな僕は以下のような素晴らしい方々に支えられて来ました。

沢山の初参加の方は全く知らない当団体に勇気を持ってご参加をして下さいました。

数年ぶりに来て頂いても以前と変わらず和気藹々と皆さんに接してくれました。

不慣れな僕にサイトの運営のサポートやアドバイスをしてくれました。

いつも僕よりも遠く前日のお仕事の疲れが抜けない中、明け方に家路を出られる遠方の方々もお越し頂きました。

掲示板やSNSなどでイベントの報告掲載を前向きな感動をシェアーして下さいました。

イベントへのご参加ために送迎の車を出してくれるだけでなく、往復の運転までもして下さいました。

少なく貴重な週末のお休みの中イベントに来て頂きサポートをして下さいました。

ビギナーの方は、アルプスに行くために不安を勇気に変えられるようにチャレンジをして下さいました。

音楽やダンス、司会などのチャリティーライブイベントにて一緒に楽しみ、作り上げることの大切さを教えて下さいました。

そして、

僕、自分自身に足りないものや補えないものをいつもきめ細かくスタッフはどんな時も裏方でずっと支え続けてくれました。

インプレッシブの根幹を支えてくれている、様々な世代やバックグラウンドが異なるメンバーの皆様は、ご継続をしてご参加をして頂いただけでなく、初参加の方々とイベントの雰囲気が和気藹々となるように親しみ易く触れ合ってくれて安全登山に積極的にご協力をして下さいました。お陰様で一度も山岳事故はございませんでした。それもこれも皆様とで築き上げて来た、これからも続く「結晶」ではないでしょうか。(今後もご協力の程を宜しくお願い致します。)このように到底自分一人では出来ないことの多くを素晴らしいスタッフやメンバーの皆様でご支援をして頂いたお陰で続けることが出来たと心の底から自負をしております。

感謝を捧げて

最後に、インプレッシブにご参加をして頂いた全ての皆様、活動を通じて自然をより好きになってくれた皆様、僕自身を日常から支えてくれたスタッフはじめ全ての皆様、僕に登山を教えてくれた父親と丈夫な身体に生んで育ててくれた母親、そして、恐れ敬うことの大切さ「畏怖と畏敬の念」を教えてくれた自然界、この全ての方に心より深々と感謝を致します。皆様本当に有難うございました。これからも皆様の自然に対してのご期待や充実感に対して、現場がより追いつくように精進を致しますので、また機会があるようでしたら何処かでお会い出来れば幸いです。長文となりましたが、最後まで読んで頂きまして誠に有難うございました。

 

平成28年4月6日
インプレッシブ
大島 毅



みなさまへご挨拶

わたしたちは日常の些細なことからエネルギーの費やすことまで含めて、『感動』を創り人々に与え、そして、また何かを感じ取り感銘を受けることが出来ます。人の心の中には、誰にでも良い面に触りたいと思うし、誰の心にも良心があると思う。『感動』という行為はまさに、本来ある純粋な自分自身に出逢え、心の素晴らしい面をつかみだす作業のような気がします。

『感動』は常に人々に大きな生きる活力を与え、そして、感性を磨き『純粋な自分に出会える一つの契機』のような気がします。また私達に夢や希望を与え、そして、勇気を与えてくれます。この『感動』を人と人が少しでも共感することにより、どんな『未知の世界』へと私達を連れて行ってくれるのであろうかと。そして、多くの素晴らしい感動を得られるには、今の自分に何が出来るのかと・・・・・。

Impressive(インプレッシブ)という言葉は、ご存知の通り英語の形容詞です。日本語に訳すと『感動的な・・・』、もしくは『印象的な・・・』という意味。「・・・」の名詞の部分は、これからこのグループで見つめて行くものであるし、創意工夫により私達で少しでも意味のある『ことば』やもしくは『イメージの世界』、そして『五感』を使った、気づきへの発見があると良いですね。当団体の基本的なスタイルは以下の通りです。

1.感動を分かち合うことを心がけます

2. 創意工夫をもって取り組みます
3. 社会貢献性に努めます

4. 安全な山行とステップアップへの環境作り

まずは今のボクに出来ること、まだまだ未熟ですが、幼き日から『自然』の中で積み重ねて来たものから少しずつ歩んで行こうと思います。自分の知らない世界の感動もみなさんと一緒に探してみたいとも考えております。それでは皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。
 

2006年12月31日(日)
 

インプレッシブより

 

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