埼玉県 秩父 日和田山~曼珠沙華の群生地~巾着田
今回はインプレでは毎年イベントの開催しております初心者ハイカーさん向けの日和田山~曼珠沙華について過去の写真を振り返りながらご紹介します。
埼玉県:9月22日(日)秩父~日和田山(曼殊沙華)
1.武蔵横手駅 集合
西武鉄道 西武秩父線 武蔵横手駅にて集合をします。駅に降りると郊外に来た感じがして和みます。改札口はひとつしかありませんので安心ですね。
集合時には改札を出て直ぐにトイレがあるので行って下さいね。(お昼までトイレはありませんので)今日一日の工程の説明と初参加の方のご紹介をして場を温めます。初参加の方にはお名前やお住まいや登山歴(殆どが初心者ですが)やどうしてインプレに来たのか?など簡単なご質問をさせて頂いております。さあ~出発です。行くぞ!!
2.ハイキングスタート
国道299線を渡り、直ぐさまに林道へと入ります。しばらく歩くと、彼岸花が見えて来ました。この辺りには彼岸花があちこちに咲いています。彼岸花と言えば赤ですが、まれに白い彼岸花もあります。シロバナマンジュシャゲです。
林道沿いを歩いていると水の音が聞こえてきます。沢沿いにそって歩くと明らかに空気感が違います。ヒンヤリとしていて気持ちが良いですねぇ。丁度森の中に入るので日陰に入りました。木々に囲まれて木漏れ日が心地良いです♪
森の手前に沢が流れてました。水辺・・・湿度が高く気温が低いためにクールインプレ感があります。
駅から歩いて軽く汗をかいていたので気持ちが良いですね。
林道沿いを登って来たのでここでプチ休憩をします。一息ついてからハイキングコースの中に入ります。尾根沿いをトラバースしながら、緩やかな坂を登ります。朝の日差しが入ってとても気持ちが良いです。
小道を歩いているとまた彼岸花が咲いていました。このコースはハイキングルートなのですが、民家もあり人が住んでいます。
人が住んでいるということは配達員の方もここをバイクで通ります。郵便や新聞の配達員の方、そしてネットショップが全盛期の時代にこれは大変だな~と思いました(^_^)
3.物見山山頂
物見山(375M)に到着 ここで少し休憩をします。
遠くを見る山ということが由来して名付けられました。遠方には埼玉県の上尾市や坂戸市や鶴ヶ島の町並みを一望することが出来ます。
シロヨメナ(キク科)が群生しておりました。柱頭(めしべ)の部分がフサフサとしているのが特徴です。秋の野草の菊花には癒されますね♪
しばらく下って行くと車道に出ます。東屋があるのでここでランチ休憩をします。
トイレもあるのでここでランチを食べます。近くには売店もあります。アイスやジュースや軽食などもあります。
4.後半戦スタート
楽しいランチを済ませて、また森林の中に入って行きます。しばらく歩くと鳥居がありました。杉並木の下にぽつんとあるので何だか神々しいですね。
稜線沿いを歩きひと登りをしたら日和田山の山頂に到着しました。
日和田山の山頂からはさいたま市や川越市への展望が広がっております。ここで一息入れてから下山に備えます。山頂からしばらく下山をすると神社があります。
神社からの下りは岩場が続くために慎重に降ります。毎回、皆さんとで声を掛け合い、助け合いながら降ります。
5.500万本の曼珠沙華群生地・巾着田
日和田山から眺めると、巾着のように見えるので、古くからの俗称としてこの名が付けられました。土地の人は川原田と呼んでいます。面積約22ヘクタールで昔はそのすべてが水田でした。
現在ではごく一部が水田として残っていますが、ほとんどが休耕田となっています。そこに秋のお花であるコスモスが咲いてました♪
1970年代に巾着田の用地を日高町が草薮であった河川敷地の草刈りをし始めると、そこに生息していた曼珠沙華の姿が見られるようになりました。巾着田は高麗川の蛇行により長い年月をかけて巾着の姿を形づくり、その内側に耕地が形成されています。河川の増水時等に上流から流れてきた物の中に混じっていた球根が、漂着し根付いたと考えられております。
<参照:巾着田の曼殊沙華>
今回は、日和田山の曼珠沙華群生地のイベントということでご紹介をさせて頂きました。初心者ハイカーさん向けのコースとしても有名ですよね。また一面に広がる500万本の曼珠沙華は圧巻です。皆さんとで楽しい週末を満喫したいと思いますのでもし宜しかったらご一緒しましょう。最後までご覧頂きどうも有り難うございました。皆さんとお会い出来るのを楽しみにしております。