🔰初心者ハイカーさんのためのアルプス登山講習会
ビギナーさんが行くアルプスの世界へ
毎年、当サークルは北&南アルプスへ登山イベントを開催しています。初心者から中級者の方を主な対象として、春から夏にかけてアルプス登山講習会の開催をします。今回はアルプス登山に対して安全かつ快適なアルプス登山をするために、インプレ式の安全登山講習会についてご紹介します。
【アルプス登山講習会の日程】
1-1:初心者から中級者向けのアルプス登山講習会
🔰初心者ハイカーさんから中級者の方が、アルプス(標高2500M以上)へ安全&効率的に登山をするための講習会を開催します。本講習会は主に当サークルが主催する夏から秋においてのツアーイベントへご参加をされる方を主な対象としております。ご経験に関しての有無を問うことは一切ございません。アルプスに行ってみたいけども、初心者の自分に行けるるかどうか分からない🔰初心者かつ初参加の方や、いつもお越しを頂いているリピーターさんのご参加も大歓迎です。
1-2:【インプレ式:アルプス登山講習会の対象者】
・日帰りハイキングのご経験のみの初心者の方
・低山のハイキングから、更に開けたオープンな世界にステップアップしたい方
・アルプス登山に興味がある初心者から中級者の方
・当団体主催のアルプスイベントにご参加が出来る方
過去16年間(2023年4月時点)でこれまでに延べ250名以上の方がご参加をして頂いております。当サークルが主催をするアルプスイベントはこれまでに全員が無事故で無事に帰路に戻ることが出来ました。安全&安心をベースにこれから初めてみたい未経験者の方や日帰りハイキングからもう一歩踏み込んでみたい方、そしていつもご参加をして頂いている方のご参加をお待ち申し上げます。
1-3:【アルプス登山講習会とは?】
講習会のアプローチとしては、初心者から中級者向けの方に対してアルプス登山をする上で大切な項目を理論付けにてマスターするために・・・
アルプスはどういうところ? |
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どのような準備が必要なの? |
ステップアップをするには? |
安全登山に限らず、人が物事を取り組む時には必ず因果関係があります。その原因となるものがどういうものであり、どのような状況にあるのかを事前に把握する必要があります。そして実際に初心者の方が取り組む時に、アルプスはどのような場所で、どのうな準備が必要となり、そこに行くためにはどのようなプロセスがあるのか?ということを踏まえた上にて、毎回講習会に取り組んでおります。また当講習会は、毎年、バージョンアップをしており、各内容にて説得力のあるオリジナリティを重んじておりますのでご期待下さいませ。
2-1:アルプス登山の『 魅 力 』とは?
初めてアルプス登山をされた方が持つ印象はズバリ・・・『ここは日本ではないみたい』または『日本にもこんな素敵な場所があったんのですね』というご意見を初心者ハイカーさんから頂きました。その理由となるものは・・・
アルプスクラスの世界は標高2500Mから3000M以上の山を言います。アルプスは標高が高いので、2500M位からは高い木々が生息しにくくなるので周りの展望が開けているのが特徴です。山頂から稜線(ピークとピークの間)にて『空中散歩』をしていると、ダイナミックな周りの山々の光景に、私たちハイカーを感動させてくれるでしょう。アルプス級の世界は展望があり、開放感があります。アルプスは標高が高いがため、風や気圧の変化などにより様々な『雲の形』を描きます。下界ではあまり見ることがない、高度5000Mから13000M位にて様々な雲の形を空に描いてくれます。
アルプスエリアでは年間を通して殆どの時期が雪に覆われてます。高山植物はこの限られた夏の期間にしか咲くことが出来ません。その限られた期間に咲く『お花の宴』はまるで楽園のような世界があります。そして夏が終わり、秋になると9月頃から紅葉前線は徐々に野山を黄や赤で染めて行きます。四季折々のアルプス登山は、スケールがとても大きいために常に開放感で満ちあふれています。
標高の高い山小屋にて宿泊をすることで『非現実的な世界』にて一日を過ごせます。夕景や朝焼けは勿論、夜に空を見上げると、空を埋め尽くす『無数に広がる満天の星』があります。特に夏場の時期には『天の川』が見られることが多いので、『宇宙空間』のような光景に出会うことが出来ます。
2-2:登山&ハイキングのグレード
当サークル内でのアルプス登山におけるグレードは二つに分かれています。<グレードA>と<グレードS>です。
グレードAは出発地点から山頂までの標高差が1000M以上あるものです。原則的に二足歩行としています。具体的な山としては、富士山、立山、唐松岳、燕岳、白馬岳、常念岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山など
グレードSは標高差は1000M~1500Mとプラスアルファで岩稜帯を歩きます。特に北アルプスに多いのですが、二本足だけで歩くのではなく、岩場にて『手』を頻繁に使います。岩場でのバランスの確保が必要なので『初心者さんの為の岩稜帯講習会』の受講が必要となります。具体的な山としては、奥穂高岳、槍ヶ岳、剱岳、北岳などです。
2-3【過去に行った主なアルプス級の峰々】
<北アルプス :長野県 富山県 岐阜県 新潟県>
<南アルプス: 山梨県>
北岳、八本歯ノ頭 薬師岳、砂払岳、観音岳、地蔵岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、摩利支天、双児山など
<八ヶ岳:長野県>
赤岳、東天狗岳、西天狗岳、硫黄岳、赤岩の頭、北横岳、三ヶ岳など
<富士エリア:山梨県&静岡県>
富士山、金峰山
3.アルプス登山に必要な知識・体力・技術・装備とは?
当サークルとしては、🔰初心者ハイカーさんが実際にアルプスに行く上では、習得をするべき項目が大きく分けると4つあると考えております。
3-1 インプレ式:アルプスの三つのツールとは?
知識:目標としている山の様々な環境を理解して自らの身を守る服装や装備を備えること
体力:目的地に無事に行くための肉体的な労力を学ぶこと
技術:迅速かつ安全性を高めるための技術を学ぶこと
目標としている山の様々な環境を『知識』として知り、自らの身を守る為に装備を備え、目的地に無事に行き来するための『体力』を学び、効率的なスキルアップのために『技術』を習得します。
アルプス講習会で主に学べる『項目と対処方法』は以下の通りです。各講習会の内容は毎回異なります。
0. 物事を取り組む上での大切さ |
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1. 初心者ハイカーさんのアルプスの世界とは? |
3. 基本装備と服装の選び方 |
4. 疲れにくい歩行方法 |
5. 登山における呼吸法 |
6. 体力アップの仕方 |
7. 登山の筋肉と間接 |
8. 登山の栄養学 |
9. 登山による免疫力アップ |
10.山のストレスの種類 |
11.山の暑さと寒さ対策 |
12.高地や高山病への対処方法 |
13.予測をする読図 |
14.山の天気の見方と予測の仕方 |
15.自然の有り難さに感謝をすること |
上記は主な内容となりますが初心者の方に対して分りやすくご説明をさせて頂きます。毎年お越しを頂いている方も多いので、最低限安全&安心登山に必要な上記の事柄を踏まえつつ、皆さんのご希望に寄り添いながら新しい分野も『開拓』をして行きたいと思います。ご参加の際にはフォーマット内での『講習会にて学びたい項目』にてその旨をお伝え下さいませ。皆さんの素朴な疑問に対して、インプレ式にかみ砕いてみたいと考えております。
4.アルプス登山への具体的なご提案と解決策
初心者ハイカーさんが始めにすることは問題点と解決策を探すこと
登山というものは山に登って下りるというスポーツですが、初めての方が取り組むと様々なギャップを感じる方が多いです。(体力面や知識面や装備などなど)当講習会においてはそのハイカーさんが感じるギャップというものに対して常に具体的な提案と解決策のご提案を心掛けております。過去にご参加をされた、🔰初心者のアルプスメンバーからよくお聞きしたのは・・・
🔰初心者のメンバーさんからよく頂くご意見
このような様々な対処方法に対して、原因を追及して、具体的な解決策を習得します。このプロセスは特別に難しいことをする訳でもなく、何方にでも出来るものから取り掛かります。
当講習会は単に情報を詰め込むというものではなく、
問題となるポイントを探して |
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対処方法の仕組みを学び |
実践にて皆さんとでスキルアップ |
という三段階方式にて解決の道筋を実践しております。このようにアルプス講習会は🔰初心者ハイカーさんの視点に立って、皆さんと一緒に取り組んでおります。このスキルアップを体験して頂けるでしょう。
5.インプレ式アルプスハイカーとは?
インプレ式ハイカーさんの終着点は至って簡潔です。『無事に山に行き、共に感動をして、何事もなく無事に下山をして家路に着く』ということです。日帰りハイキングと比べると様々な面で労力が伴いますが、その果てには一人のハイカーとしての達成感などを恩恵として授かることが多いです。
当サークルは安全で実りのあるアルプス登山をするために、建設的な具体案だけでなく、初心者ハイカーさんである皆さんが思い描くポイントに寄り添いながら、主催者と参加者という垣根を越えて『一緒に学び』、一人の岳人として今後も深掘りをして行きたいと考えております。
当講習会が皆様にとりまして、夏から秋にかけてご一緒にアルプスに行くうえでの、『素敵な旅の思い出作りへの準備』として捉えて頂くと幸いです。今後も、誰にでも平等に接してくれる自然の中で、皆さんと分け隔てないサークル活動が出来ればと考えております。もし機会があるようでしたら、皆様とお会いが出来るのを楽しみにしております。それではまた山で会いしましょう。