東京都:奥多摩🔰初心者向け紅葉のむかし道

今回は奥多摩のむかし道のご紹介です。むかし道は多摩川沿いを歩く🔰初心者ハイカー向けのコースです。紅葉のシーズンに行くことがあるコースです。むかし道は、奥多摩の小河内エリアと山梨県の塩山との交易所として使われてました。今回はそのようなコースを歩きます。下山後にはいつもお世話になっている、至福の釜飯~なかいさんに行きます。もしお時間のある時にでもご覧頂ければ幸いです。

11月23日(休)奥多摩 紅葉のむかし道

1.奥多摩駅 集合

奥多摩駅からバスに乗ります。水根というバス停で降ります。そこからハイキングスタートです。水根という沢があります。そこを沢沿いに歩いて行きます。沢沿いには落葉樹が生息し易いために多くの紅葉が野山を染めて行きます。

綺麗な黄葉のモミジと出会いました。気温が下がり、日照時間が短くなると木は光合成をすることが難しくなります。葉緑素が分解されて、蓄えたカロチノイドという成分が残ります。これを黄葉と言います。見事なモミジの黄葉ですね♪しばらく林道を歩くと登山口に入ります。奥多摩駅に向かって歩きます。

登山道に入ると、直ぐに遠方に奥多摩湖が見えました。

奥多摩湖~1952年に完成した人造湖

雨に濡れた時の葉っぱはワックスが掛かっているようですね♪

道所橋からの紅葉~雨が降っていたので鮮やかです。

多摩川上流は、昔から石灰岩の発掘として知られておりました。岩盤に石灰が混じっているために、雨が降って増水すると水底にあった石灰が湧き上がって来るのでこのように白く濁ります。白い沢の水と鮮やかな紅葉はとても映えます。

巻木屋さんですね。良く手入れたされた古民家のようなので昔からあるのではないでしょうか。


古民家の縁側での猫ちゃんはとても絵になります。この猫ちゃんはいつもいるんですよ。

惣岳 ( そうがく ) の不動尊
明治時代、水根の法印奥平家と惣岳の奥平家によって成田不動尊が観請され、昭和 10 年に現本殿・覆舎を再建。

 

色とりどりの紅葉が見ることが出来ますが、今回の紅葉スポットではメインとります。カエデ科のイロハカエデで、樹齢 200 年の巨樹が三本。真っ赤に染まった木々は畏怖堂々としております。

現在の青梅線は奥多摩駅が終着駅となっていますが、 かつては、 小河内ダム(奥多摩湖)建設の工事用資材運搬ために、 この奥多摩駅から先も鉄道が伸びていました。この鉄道は昭和 27(1952) 年 11 月に完成し、 昭和32(1957) 年 5 月までの間、 総輸送量は約 97 万トン(10 トンダンプ 97,000 台分 ) という膨大な量の資材を運搬していました。今でもその名残があります。

 

至福の釜飯~なかいさんより
ハイキングを終えて、沢井駅まで電車で戻ります。下山後のご褒美となりますが、この釜飯屋さんは毎年、数回お世話になっております。これまでに○○○人以上は召し上がったことがあるかと・・・とても心が和む庭園は魅了されてますね。お店は昔からある日本家屋です。

紅葉をした庭園はかなり雰囲気があります。

個人的によく食べるのがきのこの釜飯です。鳥の水炊きが付いてます。季節限定ですがトマト味も良いですね。しっかりときのこの旨味成分がお米のひと粒ひと粒に入り込みお味に上品さを感じます。

別の時に召し上がった鰻です。うな重とは異なります。肉厚の鰻に、釜飯で炊いた餅米??のような食感がありお米が立ってます。これを塩ベースの鳥の水炊きと鰻とのラリーがループして易しくて深いお味がお口の中で広がります。

毎回、思うのですがどれを召し上がってもとても美味しいです。どの料理も、素材のお味を崩さないというのがなかいさんの特徴です。どの品もブレがなくお上品にまとまっております。お腹もいっぱいになると皆さんここで泊まって行きたいと言います。お店の癒やし系の雰囲気や料理のおもてなしもさることながら、接客やトータルバランスでのおもてなしは★★★★★(☆▽☆)です。

<参照:なかい 釜めし

まとめ
今回は奥多摩のむかし道と釜めしのなかいさんのご紹介をさせて頂きました。首都圏からのアクセスでは、水辺の近くは広葉樹が多いコースを歩くのでとっても綺麗な紅葉を見ることが出来ます。奥多摩の『むかし』を触れることが出来るコースです。また、下山後のご褒美のなかいさんは、いつ行ってもお味やおもてなしにブレがありません。グルメ部長としては自信を持ってオススメが出来るお店です。そんな秋色に染まる奥多摩に、もしご都合が良ければ遊びに来て下さい。皆さんとで素晴らしい休日を過ごすのを楽しみにしております。最後までお付き合いをして下さいましてどうも有り難うございました。大島

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