初めての山菜採りイベント
探して、採って、料理することに醍醐味がある!!
5月5日(日)6日(休)
富士五湖山菜採り
1.山菜採り
冬の終わりとともに春を待ちわびていたかのように山は芽生えます。日本には南北と細長い為に緯度の差があるので数多くの山菜に恵まれている地形なのです。このような自然に恵まれた環境の中で、それを活用しないのはとてももったいないことだと思い毎年期間限定にてイベントを開催しております。特に山菜は他の野菜と違い、この時期2月から6月上旬の短い期間(南関東周辺では)でしか『旬』なものが頂けないので希少価値はとても高いです。
2.インプレの山菜採り
リピーターさんは勿論のこと初めて山菜採りやハイキングをされる方は大歓迎です。集合場所で合流してさっそく車で穴場の山菜スポットへと参ります。毎年このツアー企画では慣れ親しんだ富士五湖エリアへと参ります。あまり人が入らない場所に行きます。山菜には特性があるので生えている場所が異なるために一度の場所で色々な山菜を採取することが出来ません。様々な植生界があるために朝から夕方まで散策と移動を繰り返します。イベントを通してよく出会うことが出来る山菜は以下の通りです。
1)ヨモギ
初めて山菜採りをする方にはとても馴染み深い山菜ですね。道端から野山などあらゆることころで生えております。シオネールという独特な薬味の香りがします。
2)わさび
沢沿いに生えております。わさびは群生化をし易いです。根っこは頂くことはせず葉っぱを頂きます。葉っぱも十分辛いんですよ。天ぷらやおひたしにすると美味しいです♪
3)シドケ
モミジのような葉っぱの方をした葉っぱです。割と日陰にひっそりとはえております。セリのような風味があります。おひたしにするかしゃぶしゃぶみたいにして食べるとおいしいです。
4)山椒
日当たりと半日陰を好みます。新芽の状態で食べても大丈夫です。ミントようなお味があります。麻婆豆腐に入れると風味が立って美味しいんですよ。
5)山ウド
割と陽当りの良い場所を好みます。ほろ苦い感じの風味があり、歯ごたえがありあす。天ぷらにしても良いですし、きんぴらにしても美味しいです。
6)タラの芽
山菜の王様です。木の幹にトゲトゲがあるのが特徴です。競争率が高いので探すのが大変です。天ぷらにして頂くのが王道ですね。個人的に味噌和えの釜めしで頂いたこともありますがこれも美味しいんですよ。
7)行者ニンニク
別名『アイヌネギ』と言われているので原産は北海道などの寒冷地を中心に分布されていったものです。葉っぱの食感はニラや青ネギです。茎はみょうがのようですが、どちらもお味はニンニクです。首都圏に自生はほぼほぼ無いのでとても珍しいものです。自宅には数百本の行者ニンニクがあるので、富士五湖の周りに植えました。でも鹿のご馳走となってしまうのでイベント時には我が家の行者ニンニクをお持ちします。
3.山菜と出逢うということ
山菜採りのマナーとしては、許可を頂いているとはいえ全部採るということや根っこから採ることなどは絶対にしてはいけません。次の年に同じ場所で採れなくなるという小さな論点ではなく、自然界の摂理を乱してしまうからです。私たちはあくまでもほんの一時に訪れるビジターなのです。そこで自生をしているということはそれに付随をして周りのものも生かされているのです。乱獲がされている場所にはあえて行かずに、殆どの方が知らない場所の片隅にある山菜を少量だけお裾分けにて頂きます。こういう背景でこのような山菜に出逢えるのですよ~とお伝えをすると山の幸に対しての感謝の念や味わいも自ずと深まって行くのでしょうか。
当然のことながら、お料理である山ご飯にも力が入ります笑 アウトドアにて料理を頂くということなのでその分割り増しで美味しく頂けるかと。揚げ物、煮物、焼き物、炊き込み、水炊きなど素材を損なわないようにして頂きます。春の山のお味でしか出会えない、えぐみや苦みや香りなどをご一緒に堪能が出来れば良いですね。イベントは後程掲載をします。ではまた