東京:奥多摩 金比羅山~南沢のあじさい山ハイキング

南澤さんは50年間ひとりで1万株の紫陽花を育てあげた『花咲かじいさん』のイベント紹介です。インプレでは毎年恒例のイベントなので今年も参ります!!

南沢の紫陽花

今回は当サークル内では毎年恒例となっているのは東京(奥多摩)にある南沢のあじさいハイキングのご紹介です。南沢あじさい山は東京都あきる野市にある”アジサイの名所”です。毎年6月から7月の間が見頃で約1万人もの方が全国から訪れます。最寄り駅はJR武蔵五日市駅から金比羅山を経由して2時間位歩くと到着します。今回は過去のイベントを振り返りながらご紹介をします。

1.東京:JR武蔵五日市駅にて集合
JR 武蔵五日市駅(東京都)

ここでサークルメンバーさんと合流をします。今日一日の工程の説明と毎回初参加の方がいらっしゃるのでご紹介をさせて頂きます。分け隔てなく『みんなさんとで楽しく&安全に』が我がサークルのモットーです。メンバーさん同士でお互いの理解をより深めると安全管理の感度が上がります。グループ登山にはとても大事なことです。

最初のアプローチは道路となります。車に気を付けながら歩きます。20分位歩くと神社があります。ここからがハイキングのスタートです。

2.ハイキングスタート

最初は舗装がされていない緩やかな林道を歩きます。しばらくすると森の中を抜けて開けてきました。ベンチもあるのでここで小休止をします。周りを見渡すとツツジの木々が沢山ありました。時期は春なので旬ではありませんが、紫色のお花が沢山咲いておりました。これはウツボ草です。

ウツボ草

シソ科の多年草です。草丈は15~30 cm、茎は四角く、葉は対生、全株、毛が密生しています。ウツボグサは漢方や和方としても長年扱われております。現在も煎液を口内炎や扁桃炎の改善、腎炎や膀胱炎に対する利尿薬として内服されております。

あっ!!みなさんお好きな花言葉ですが・・・

「優しく癒す」です・・・・以上(^▽^)
登山コースは整備がされております。次第に展望が開けてきました。展望台があり眼下には武蔵五日市を一望出来ます。30分位すると山頂へと到着をします。

金比羅山展望台

3.金比羅山 琴平神社

金比羅山(こんぴらやま)は江戸時代から地元の方の山岳信仰の場所として奉っておりました。
金比羅山~琴平神社
神社の裏側には天狗岩が祀られておりました。江戸時代から山岳信仰の場所として地元の方に親しまれて来ました。ここでランチタイムです(トイレはありますが、水洗ではないのでウエットティッシュなどはご持参下さい)。
天狗岩

4.後半戦スタート

誤解をされているハイカーさんが沢山いらっしゃるようですが、琴平神社は金比羅山の山頂ではないんです。そこには三角点はありません。神社から数分位歩いた場所に金比羅山の山頂があります。これまでに沢山の山に行きましたが、こんな手作り感に満ち溢れた山頂明記は初めてです、個人的には結構気に入っております笑
金比羅山の山頂

 5.赤い三角帽子の「ジィジィ」(森の妖精)の世界へ

山頂からしばらく歩くと林道に出ます。 森のオブジェ 『ジィジィ』のお出迎えです。ここからのハイキングコースは南澤さんの土地の中に入ります。登山道としてマップの中に明記がありますが、土地を使わせてもらっているのです。

南澤さんは元々木材業を営んでおられた代々と伝わる地元の名士の方です。広大な土地をお持ちになられていて、途中にはZiZiという木で作られたカワイイ道しるべがあちらこちらにあります。このクレヨンのようなZiZiも有名なデザイナーさんが作ってくれていて一本数万円もするそうです。延べ本数は恐らく数百本。(;゚ロ゚)・・・お顔も南澤さんによく似ていてカワイイですね♪

ジィジィと紫陽花

南沢忠一さん

6.花咲かじいさんと呼ばれる南澤さん

南澤家の先祖代々のお墓へのお供えが『南沢あじさい山』の発症となった

南沢の花咲かじいさんと言われている南澤忠一さんは約50年前に庭にある2株の紫陽花をご先祖様のお墓にお供えたのがきっかけとのことです。(地元の方々からは、“ちゅういっちゃん”と親しみを込めて呼ばれております。)

木漏れ日の紫陽花

そこから約半世紀に渡って、来る日も来る日も試行錯誤を重ねに重ねて、おひとりでご自分の土地を開墾して見事にあじさい山と言われるようになりました。金比羅山を降りて、森を抜けると谷に出ます。その先には咲き乱れる1万株の紫陽花は白や青や赤やピンクなど様々でとても幻想的でメルヘンな世界が広がっています。静粛としたこのあじさい山はいつも癒しを与えてくれます。

南沢の紫陽花

夏場の6月から7月に掛けてご自分の土地を開放してくれていて、訪問者さん用のトイレも有り一般開放をしてくれています。
あっ!!忘れるとこでした。皆さんお好きなあじさいの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」です。

あじさい茶

あじさい茶も飲みました♪砂糖は一切使っていないのですが、とても甘いです。新芽を手摘みし、独自の発酵、乾燥、焙煎を施したとのことです。 どこにもないオリジナルのお茶に仕上がっています。

みんなの集合写真

毎年ご自宅までお招きをして頂いているので、剪定のお手伝いでもしましょうか?とボクが言うと、紫陽花の剪定は簡単には出来ないんですよ。出来るようになるまでは最低3年掛ると言われました(>o<) 今はこの森を次の世代に残したいとのことで、現在はご高齢ということもあり、若手の方をご指導されているそうですが、今でも現場は離れないとのことです。

7.瀬音の湯

下山後には温泉に行きます。下山後の温泉はほっこり出来て気持ちが良いですね。湯船に浸かる瞬間は至福の幸せです。

今回は瀬音の湯に参ります。地下1,500mから湧出し、アルカリ度がとても高く美肌の湯としてもきっとご満足いただけることでしょう。豊かな自然に囲まれながら過ごせます。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉です。別名『美人の湯』と言われております。pH10.1とpH値は高いですね。古い角質を取り除いてくれるのでお肌がスベスベになります。 特に内風呂は源泉掛け流しですので必ず入って下さいね。

<参照:下山後の至福の温泉

8.お食事~お蕎麦屋さん たか瀬

たか瀬の手打ち蕎麦

たか瀬さんは長野県の大町にある高瀬川から命名されたお店だとのことです。安曇野産の貴重な蕎麦粉を使った手打ち蕎麦です。細麺ですがとてもコシがあお蕎麦自体に香りがあります。そばつゆは鰹だしがしっかりと効いてますね。天ぷらはサクサク感がありとても美味しいですね。安曇野蕎麦なのに都内の中ではリーズナブルな価格で提供をしてくれます。登山で失った塩分が身体に優しく染みこんで来ます。綺麗なお花を見て、温泉に入り、そしてお腹も満たされて大満足でした。
<参照:登山後のご当地グルメ

<イベント告知>


6月18(日)奥多摩 金比羅山南沢の紫陽花

紫陽花というお花が咲く期間は約1ヶ月位ですが、そこに至るまでに毎年様々なご苦労があります。昨年度の紫陽花の時期が終わった後、一年間掛けてこの時期のために南澤さんやお弟子さんたちが毎年精魂込めて作り上げてくれています。その紫陽花を堪能する為に今年も当サークルは金比羅山へと参ります。

もしご都合が宜しい方がいらっしゃるようでしたらご一緒に南澤さんの紫陽花や源泉掛け流しの温泉、そして安曇野蕎麦の手打ち蕎麦を満喫しましょう(o^-^o)v、いつもご参加をして下さるリピーターさんは勿論のこと、初参加のビギナーさんのご参加も大歓迎です。長々となりましたが最後までお付き合いをして頂きどうも有難うございました。

Zさんお得意のひとりタイタニック(^▽^)

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